キューバ医療 (祝)105歳

テレビ朝日系列のドキュメンタリー番組 "テレメンタリー2008"
「幸せの指標〜世界が注目するキューバ医療〜」にて、取材ディレクター(Asianews)として番組制作に関わりました。

この度、取材でお世話になった島津三一郎さんが、2012年12月24日に105歳のお誕生日を迎えられました。大変嬉しいです。

 島津さんは新潟県出身で、1928年にキューバに農業移民として渡られました。以来80年以上一度も日本に帰国することなく、激動のキューバで生きてこられました。島津さん達の日系人が作ったスイカはキューバで広まりました。この日は、地元の日系人、施設のスタッフや仲間から祝福されました。


 放送後の2009年に現地でお会いした際もお元気でした。日本米で作ったおにぎりを喜んで食べて頂きました。

 その後は、何度か体調を崩され近くの病院に入院をされましたが、現在は、体調は回復され、住み慣れた老人ホームへ戻り暮らされています。

いつも島津さんのことを気にかけるキューバ人のナンシーさんが105歳になられた島津さんの写真を送って下さいました。「島津さんは、105歳の年齢故に物忘れなどはあるものの、昔のことは覚えている。自分のことは自分でする。杖をついて歩く。食欲もある。タバコも吸っている。まだまだ元気。」とのことでした。

105歳の島津さんの姿に取材当時のことを思い出す。島津さんは、ご本人の古い写真を見て、「近頃生きるのに軟弱だ。ミゲル(三一郎)生きろ」と自分自身を励まされていました。

「悪い欲望を持ち、ごまかして生きる人間が多すぎる。そういう人は罰があたる。長生きはできない。」と語って下さったことは印象深く残っています。ビジネスでない医療・介護の賜物である。

(写真撮影2012年12月24日)
 
 Follow-up:中野健太

  • 2012.12.29 Saturday
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